第21回 ひとりにしないで!


75才の女性利用者様は、愛猫あずきちゃんと住んでいます。

足が不自由な為、ヘルパーが利用者様と一緒に掃除を行います。

私が掃除機をかけ利用者様はモップで棚などを拭いていると、モップにじゃれるあずきちゃんに
「これじゃあ掃除にならないね......」
とつぶやきながらふすまを閉めてしまいました。

「ニャー!!ニャー!!」
まるでこの世の終わりのように鳴きながら、ふすまを猫パンチ!!
「はやく開け!!」
そして私の顔をジーッと見て
「あんたが閉めた!!」
怒ったようににらみます。

「私が閉めたわけじゃあないのに怒ってる......」
と私は思いました。

ふすまを開けてあげると
「おかあさ〜ん!!」
鳴きながら、まるでしばらくあっていなかったかのように背中に飛び乗りスリスリ。

ここまで愛される利用者様は幸せだなぁと思いました。

コメント

ハンゾウさんへ 自分の飼っている猫が大きな存在ですよね ネコ美さんへ あずきちゃんは お母さんが大好き ナッシュさん  猫バカさんへ そうなんですよ あずきちゃんに、とって 私は、ただのジャマな存在なんですよ お母さんを引き離したように感じたんでしょうね。 コメントありがとうございました。 楽しかったです。 またね
ウメです | 11/21
うは~!なんだか光景が目に浮かぶ♪うめさんには災難?でしたが、なんとも微笑ましいおふたりですよね♥
猫バカ | 11/21
多分お二人の毎日のルーチンなんでしょうね。利用者様とあずきちゃんの愛情が羨ましいです♪
ナッシュ | 11/20
モップにじゃれて遊ぶあずきちゃん、愛らしいですね。お母さんを信頼しきっているのでしょうね。かわいい(*^-^*)
ネコ美 | 11/18
何時もながら、羨ましい限りです。すでに旅立ってしまった、ピカチもその前の、はんぞうもあまり、ベタベタしない仔でした。それでも、もちろん可愛いかったのですが…
ハンゾウ | 11/18
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