『くるねこ丼 2』


満腹にも似た満足感が味わえるボリューム


著者:くるねこ大和
定価:¥1,260(税込)
出版社:エンターブレイン

ブログ発で単行本が発売され、いまではアニメ化もされている「くるねこ」のファンブック第2弾です。前回同様、著名人との対談や描き下ろしマンガがたっぷりと収録されているので、くるねこファンは買っても損のない充実した一冊です。


今回の対談相手は、おなじみの須藤真澄と作家の有川浩、同じく作家の夢枕獏、関口尚等々豪華な顔ぶれで、かなり読み応えがあります。特に須藤真澄、有川浩との鼎談では、お酒を飲みながら話しているうちに、お絵かき対決まで始まってしまう始末。
描き下ろしのマンガは、くるねこ大和さんの自伝マンガで、生まれてから絵を描くようになるまでを、ファンにはおなじみのシンプルで、情緒ある絵で読ませてくれます。絵を描くことに目覚めるまでを水の中で暮らしていたという表現がとても面白いです。そして、そこから抜け出すくだりも。「後編に続く」とあるので、「くるねこ丼3」もきっとあるのでしょう。続きが気になるので、楽しみに発売を待ちましょう。


そして、愚連隊の写真がなんと60ページ以上。ちょっとした写真集なみの分量です。最後まで読んだら、お腹いっぱい食べたときのような満足感を感じることができました。


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(加藤)

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