「音楽と猫」は幸せのタッグチーム。
著者:佐々木夏美 三浦麻旅子
定価:¥1.680
出版社:ブルース・インターアクションズ
好きな音楽をかけてお酒(あるいはコーヒー)を飲みながら本を読む。そんな時、そばに愛猫がいてくれたら、こんな幸せはありません。
本書は猫と暮らす(暮らしていた)ミュージシャンへのインタビュー集。ステージ上ではクールに見えるミュージシャンの猫への溺愛ぶりが微笑ましい。「作家と猫」といった本はみかけるが、ありそうでなかった「ミュージシャンと猫」。多くの作家が一緒に暮らす猫に影響されて作品を執筆したように、猫との暮らしを唄にしたミュージシャンも数多いということを本書で知った。
日常を切りとったような写真も素晴らしいが、撮影は大変だったろうな。警戒心の強い猫の撮影は本当に難しかったはず。
個人的に残念だったのは自分が聴いているミュージシャンが少なかったこと。本書はその音楽を知っていないと楽しみが半減する。でも。この本から、その人の音楽に興味をもって聴きだすという逆パターンもあり。事実、僕はそうしてます。
キース・リチャーズが「ロックンローラーは猫だ」と発言していたなんて、知らなかったな。
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(URA EVO)
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