『あすナロにっき』

愛し愛されて生きるのさ~相思相愛の詰まった一冊

著者:たかしまてつを 中村文
定価:¥1.470
出版社:角川書店

 前にも書いたかもしれませんが、私が我が家の猫たちと出会ったとき、彼女たちはもう立派な成猫でした。なので私はこの子たちの子猫時代を知りません。さぞ可愛かっただろうなぁ、その頃に会いたかったなぁ。そんな私の欲求をほんの少し満たしてくれたのがこの一冊。

 生後三週間でやってきた赤ちゃん猫を3ヶ月に渡り写真と文章で綴った、愛の詰まったアルバム的内容。手のひらにすっぽりおさまるほどの小さな猫ちゃんがほんの少しずつ、しかし確実に成長していく姿が手に取るようにリアルに味わえます。

 パーカーのポケットやフードに入って甘える姿がとってもキュートなナロちゃん。生後3週間から一緒だったからか、最初からやたら人懐っこくて甘えん坊。猫がクールな生き物だっていったい誰が言い始めたんでしょう?ナロちゃんしかり、我が家のしお・そのしかり、猫ってけっこう甘えん坊ですよね?

 さすがに、この本をガイドにして我が家の猫たちの赤ちゃん時代を脳内再生することはできませんでしたが、「こんな感じだったんだろうな」程度にはイメージできた気がします。これからもっともっと、愛し愛されて生きるのさ~的なハッピー猫ライフがおくれそう!

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(竹田)

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