第26回 ずっと一緒に

97才、女性の利用者様は、12歳の愛猫ランちゃんと娘夫婦と暮らしています。

入浴介助後いつものように水分補給とおやつを召し上がっていると、利用者様の足元にランちゃんが
「おやつちょうだい〜」
と体をスリスリ。

「ランちゃん、どうぞ」
利用者様が、おやつを差し出すと
「おいしい、おいしい」
とランちゃんが食べているのを見て
「おばあちゃん、人間の食べ物をランちゃんにあげたらダメっていつも言っているでしょ」
娘様がなだめるように言うと
「いいんだよ。お互い歳なんだから、好きなものを食べて一緒の墓に入ってあの世で暮らすんだから」

その言葉から4年がたちましたが、利用者様もランちゃんもまだまだ元気に暮らしています。

コメント

ナッシュさん ハンゾウさん こんにちは 自然な流れは大切なのですが私もコナツには、ついついあげてしまいます 猫バカさんへ こんにちは このお宅を見ていると本当にお互いが支えあって生きているのだなぁと思いました
ウメです | 02/01
うわ!利用者様の台詞にきゅーんときました!!そうだね、ずっと一緒にいたいね~♥末永くおふたりに幸アレ❗
猫バカ | 01/24
確かに、人間の味を猫さんに与えてはいけないのですが、毎日の自然な流れは大切なのかも知れませんね。
ナッシュ | 01/20
そうですよね~ニャンコに人間の食べ物あげてはいけないのでしょうが~私は…あげちゃう方ですね…
ハンゾウ | 01/20
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