『マイケル教えて! 被災猫応援の教科書』


愛猫のために。みんなの猫のために。


著者:講談社 第三編集局猫特別取材班編

定価:857円

出版社:講談社


 本書は3月11日発生した東日本大震災と福島第一原発事故で被災した猫の救済を、漫画家の体験談や被災した時のノウハウやボランティア活動の方法など、多角的に紹介・解説し、読者の今後の愛猫ライフにも役立つ情報が満載の一冊。


 前半は漫画家が猫との暮らしを綴ったコミックエッセイと震災時のそれぞれの体験談(アンケート集計)がメイン。あの日のことを綴った漫画もあります。


 中盤以降は日頃の心構えと準備、被災した時に役立つ情報、そしてボランティア活動が紹介されています。


 震災から8ケ月が経過しましたが、現在も日本の各地で小・中規模の地震が発生しています。今一度、万が一の時のために愛猫としっかり避難できるように日頃の準備をチェックしておくといいかもしれません。そんな時、 猫と暮らしている人間に向け重要な情報がピンポイントで紹介されている本書は、最高の教科書となってくれるでしょう。


 巻末に掲載されている阪神・淡路大震災のコミック「ポテとオルカ」は、地震の恐ろしさ、そして被災した時の猫の捜索の難しさを教えてくれます。


 本書は売上の一部が寄付されるそうです。


※1.猫パンチTVのネコ友SNS「猫パンチTV cafe」の有志の皆さんが本書制作に協力されたようです。奥付に「TEAM 猫パンチTV cafe」の記載があります。


※2.僕の大好きな漫画「よん&むー」が掲載されていたのは嬉しかったのですが、よんは今年の2月3日になくなっていたのですね。レナと命日が同じです。ご冥福をお祈りします。


※3.2011年11月25日現在、ネット書店では売り切れのところが多いようです。書店には在庫があるそうなので書店にお問い合わせください。

アマゾンはこちら。
(auスマートパス会員の皆様へ。上記はスマートパス外へのリンクとなります)

(URA EVO)

コメント

コメントを書く